サステナビリティ
MDSソリューションズが推進する持続可能な社会づくりに向けた取り組み、ならびにサプライチェーンや労働者の保護に対する姿勢をご紹介します。
さまざまなステークホルダーの皆様からのご理解・協力を賜りながら、豊かな社会の実現に向けた努力を続けてまいります。
サステナビリティへの取り組み
-
未来を創る技術を支える
- ・世界を支える最先端の製品を実現させる高品質な基板を追求
- ・設計、開発、量産、セットアップまでの一貫対応で顧客課題解決
- ・事業を加速させる技術、提案、伴走力
-
平等な機会と挑戦
- ・年齢や性別に関わりなく、能力の評価による登用
- ・残業時間削減、休日増加による健康と自己実現
- ・外部セミナー参加、書籍購入費補助等によるスキルアップ支援
- ・育休取得支援・復職支援を通したジェンダーフリーなキャリア形成
-
環境との共生
- ・全館LED照明を採用
- ・高気密性能を備えるオフィスでエネルギー効率向上
- ・ペーパーレス化の積極的な推進、リサイクル可能な材料の使用
-
社会・地域の活性化
- ・創業当時より川崎エリアに根差した事業活動を展開
- ・同地域内に新拠点(サテライトオフィス)を設立
- ・創業以来、地場のパートナー企業(神奈川県内)との協業を継続
- ・価格よりも、地場企業と培った信頼性を重んじる協業姿勢
RBAに関する宣言・方針
宣言
当社はResponsible Business Alliance(RBA)に賛同し、サプライチェーンの中間に位置する企業として、労働者・コミュニティの権利、福祉の向上に努めます。
私たちはRBAの行動規範を遵守し、サプライチェーン全体における労働環境の改善、人権の尊重、環境への配慮、公正な事業慣行を推進することで、持続可能な価値を提供する企業を目指します。
従業員とその家族を含めた、ステークホルダー全体での共存共栄を実現します。
また、サプライヤーと顧客の間で透明性のあるコミュニケーションを促進し、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するための協力関係を築いていきます。
今後もステークホルダーとの対話を重視し、信頼と透明性を基盤とした関係構築に努めてまいります。
2024年9月1日
取締役執行役員 渋谷 誠
方針
RBAの行動規範に準拠する重点項目を下記のように定めます。
-
労働基準の順守
労働時間、賃金、福利厚生などの基本的な労働条件を遵守し、児童労働や強制労働を排除します。
-
安全で健康的な労働環境の提供
作業環境の安全性を確保し、労働者の健康を守るための適切な措置を講じます。
-
環境保護
環境に配慮した製造プロセスを採用し、廃棄物の削減やリサイクルを推進します。
-
倫理的なビジネスの慣行
誠実で透明性のあるビジネスの慣行を維持し、贈収賄や腐敗を防止するためのポリシーを定め実行します。
-
サプライチェーンの管理
当社のサプライチェーン全体でRBA基準に準拠するようにサプライヤー、製造委託先に対して監査や評価を実施します。
CSR行動方針
当社は法令、社会規範を遵守するとともに、サプライチェーンにおける責任ある行動を推進するために、JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)の定めるガイドラインに沿った調達の取り組みを進めています。同時に、この指針を当社と関わるすべてのステークホルダーの皆様とも共有し、社会全体の持続可能性に配慮した事業活動を継続してまいります。
- A 法令遵守・国際規範の尊重
-
当社は、日本国内および各取引先国で制定されている各種法規制を遵守し、かつ国連やOECD等国際機関が定める国際行動規範に賛同し、その内容を尊重します。
- B 人権・労働
-
当社に関わるすべての就業を強制することなく、労働者が希望に応じて雇用関係を自ら終了する権利を保障します。当社内における採用・教育・報酬・昇進などの実施・決定は従業員の能力や適性によってのみ定めるものとし、性別・国籍・人種・障害・妊娠・性的志向・政治信条等による差別的扱いは一切行いません。
- C 安全衛生
-
人命や身体の安全を損なう災害・事故の発生に備え、各事業所内における避難行動・安全確保のためのマニュアルを策定し、全従業員に周知しています。業務上やむを得ず有害物質を使用する作業・機器操作等を行う場合には、担当従業員への教育・注意喚起を徹底します。
- D 環境
-
当社は効率的な部品調達・使用電力の削減努力などを通し、限られた地球資源の有効活用に努めるとともに気候変動・環境汚染などの問題に配慮します。事業所内で排出されるごみについては、3R(Reduce/Reuse/Recycle)を意識した分別を日常的に実施しています。資産の廃棄時は産業廃棄処理専門業者に委託し、都度マニフェストを取得のうえ提出しています。
- E 公正取引・倫理
-
当社ならびに個々の従業員の倫理意識向上のため、年1回のコンプライアンス研修を実施しています。当社内における法令違反等に関する相談や通報があった場合には、公益通報者保護法に定める内部通報者の保護を適切な形で実施します。
機密情報該当の設計図面やプログラム、ならびに技術情報・営業情報についてはコンフィデンシャルマーク対象とすることを基本とします。そのうえで秘密保持契約の締結内容に応じて個別対応を行っています。
具体的な取り組み
下記のそれぞれの取り組みにおいて、社内システムデータベース化して情報管理を行い、情報提供や証明書発行の支援体制を整えています。
-
責任ある鉱物サプライチェーンへの取り組み
武装勢力の資金源となる高リスク鉱物 (スズ、タングステン、タンタル、金、コバルトなど)が採掘される過程で、人権侵害や環境破壊が生じることが問題となっています。紛争、人権侵害、または環境破壊を助長しないよう、高リスク鉱物を使用する製品、部品、および材料の調達を行わないことを基本方針としています。また、お客様からの要請に応じて鉱物調達に関する情報提供や調査も実施します。
-
RoHS
RoHSは、EUで取り扱われる電気電子機器に含まれる10種類の特定有害物質の使用を規制する指令であり、製品が人体や環境に与える影響を最小限にすることを目的としています。 当社はRoHSに準拠するよう努めており、製品の設計から製造に至るまで、環境に配慮した材料の選定に取り組んでいます。また、お客様の要請に応じて必要な情報提供や証明書発行を実施します。(鉛 、水銀、カドミウム 、六価クロム 、ポリ臭化ビフェニル 等)
-
REACH
REACHは、健康と環境の保護を目的として、EUで取り扱われる化学物質の製造・輸入・販売に関わるリスクを管理する規制であり、登録・評価・認可及び制限を義務付けています。当社はREACHに準拠するよう努めており、製品の設計から製造に至るまで健康と環境へのリスクを最小限に抑えるための材料の選定に取り組んでいます。EU市場向けに製品を供給するお客様のため、要請に応じて情報提供や証明書発行を実施します。
-
TSCA(有害物質規制法)
TSCAは、米国における化学物質の製造・輸入・使用・処分に関する規制を定めた法律で、安全性を確保するための規制を課すことで、人の健康と自然環境の保護を目的としています。当社は、TSCAの規制要件に準拠するよう努めており、製品の設計から製造に至るまで健康と環境へのリスクを最小限に抑えるための材料の選定に取り組んでいます。米国市場向けに製品を直接供給するお客様のため、要請に応じて情報提供や証明書発行を実施します。
-
全社員向けの研修・訓練を年一回実施
・ハラスメント研修
・避難訓練(ヘルメット等も配布)
・メンタルヘルス研修
・コンプライアンス研修
・情報セキュリティ研修
情報セキュリティ
情報セキュリティ基本方針
MDSソリューションズ株式会社(以下、当社)は、お客様からお預かりした当社の情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
1.経営者の責任 | 当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。 |
---|---|
2.社内体制の整備 | 当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。 |
3.従業員の取組み | 当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。 |
4.法令及び契約上の要求事項の遵守 | 当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。 |
5.違反及び事故への対応 | 当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。 |
制定日:2022年10月1日
MDSソリューションズ株式会社
取締役執行役員 渋谷 誠