高品質な基板開発・アートワーク設計のMDS
MDSソリューションズは2024年4月より、東京・狛江市にサテライトオフィス(通称:サテコマ/SATEKOMA)を新設しました。サテコマ設立の理由はさまざまありますが、最も大きな部分は「新しい時代に順応しうる、柔軟な働き方の可能性を示したい」との想いでした。2024年現在、新型コロナウイルスの流行は一定の収束を見ましたが、オンライン会議の浸透など私たちの働き方はそれまでとは異なるニューノーマルな形へと変化しました。加えて昨今はAIをはじめとする技術の飛躍的進歩が続いており、高い生産性を生み出す理想のワークスタイルの形は今後も変わっていくことが予想されます。こうした時代の状況を鑑みて、当社は今後の社会変化にも設備投資等の観点で柔軟に対応できる、小規模な拠点を立ち上げる判断をしました。建物は、働く社員にとっての快適さと消費エネルギーの効率性を重視した設計となっています。一例として、建物全体を高気密構造にすることによって空調システムを最適化。照明は全館LEDとすることで消費電力の低減を図ります。また安全面にも配慮し、高水準の耐震性能はもちろんのこと、万一の災害や有事に備えた非常用電源や食糧、医療用キットなどを備えています。防犯対策でも本社と同水準のセキュリティシステムを導入するなど、サステナビリティとBCP(事業継続計画)観点に配慮しています。このようにサテコマはワークスペースとして快適でありながら、オフィスともまた違う感覚をもてる場所として、利用者に自らの創造性をいかんなく発揮してほしいとの想いがこめられています。
私たちはサテコマのことを単なる新オフィスとは捉えていません。社員それぞれに自分なりの形でここを有効活用してもらうことで「物理空間を超えた新しい何か」を提供してくれる場所になると確信しています。新たなものを生み出すクリエイティブな業務に集中の場として。自由にアイデアを共有できるコラボレーションの場として。同僚の仕事に刺激を受け、学ぶ意欲を高める場として。オフィスよりも利便性が高くカジュアルに。かといって在宅勤務で生まれがちな、ある種の“孤独感”もない。両者の利点を取り合った中間のような立ち位置で、働き方の新しいアプローチを提案できる場となることを願っています。将来的な予定として、社員の子どもが遊べるキッズスペースの整備やベビーシッターの常駐を計画。さらに仕事と家庭の両立がしやすい会社づくりを目指します。加えて今後は地元イベントやコミュニティにも積極的に参加し、サテコマを起点とする地域社会への貢献の形も探っていきます。MDSソリューションズにとってサテコマは、変わり続ける人々の働き方に対する新しいチャレンジです。働きやすい会社づくりから社員のパフォーマンスとエンゲージメントを高め、お客様に対して一層の価値を提供してまいります。