産業用機器に搭載されるプリント基板は高機能であることはもとより、非常に高いレベルの信頼性が求められます。もし1台の産業用機器が故障すると、最悪の場合、導入先の工場全体の操業に影響し、企業の事業損失に直結するおそれがあるためです。
MDSソリューションズは20年来、大型装置にも搭載される高速伝送基板の設計開発に取り組んでいますが、同時に納品物の信頼性追求にも機能面と同等以上の力を入れてきました。高速伝送基板の設計で発生しうる配線遅延では、お客様側から提示いただく許容値を鵜呑みにせず、その数分の1の値となるまで時間が許す限りの調整を続けます。その結果が、多くのお客様からのリピート受注にも繋がっていると自負しています。
また設計現場では最新のソフトウェアを導入し、設計した基板のシミュレーションを入念に繰り返します。これにより後工程となる基板の実物試作を一度でクリアし、高スペックなプリント基板のご依頼でも低コスト・短納期を実現しています。