Beyond 5Gに向けた
高周波領域の素材評価をスタート

• 01.次世代の通信インフラを可能にする基板開発

  

  5G導入の加速、AIの技術革新などによって、飛び交う情報量は増え続けています。さらに2030年代には5Gを超えるBeyond 5G（6G、7G）の世界が見込まれており、5Gの特長である「高速・大容量」、「低遅延」、「多数同時接続」の機能をさらに高度化し、新たに「超低消費電力」、「通信カバレッジの拡張性」、「自律性」、「超安全・信頼性」などの機能の実現が期待されています。これらを実現するためには、高周波領域の基板開発が欠かせません。MDSソリューションズでは、間近に迫ったBeyond 5Gを見据えて、高周波領域の素材評価をスタートさせました。

• 02.最新機器を揃え、難解な評価に向き合う

  

  高周波領域の素材は、環境の影響を受けやすいため、評価の難易度が高いことで知られています。繊細な高周波領域に向き合うために、最新の機器をそろえ、組織体制を強化。高周波領域のノウハウを蓄積するための環境を整えました。計測方法や比較条件、部品の素材など、シビアに検討を重ね、現実的な周波数を網羅します。自社で高周波領域の素材評価を行うことで、ノウハウを蓄積。近年注目を集める新素材の基板導入なども必要に応じて検討していく予定です。先人たちの経験則に頼り切るのではなく、さらに精度の高いモノづくりを目指していきます。

• 03.顧客の本質的な要望を叶える、数少ない存在になりたい

  

  当社のような規模でありながら、自社内で素材の評価を行うことができる会社は決して多くありません。設備投資と時間をかけてまで新しい挑戦をはじめた理由は、会社の5年先、10年先の未来を見据えているからです。「複雑で難しい装置を安定的に動かしたい」そういったご要望はぜひ当社にご相談ください。当社では、仕様書や設計書をご持参いただかなくても結構です。丁寧なヒアリングのもと、お客さまの本質的なニーズに応えることができます。信頼性の高いデータをもとに最適な基板のかたちをご提案します。